美しさ
千葉市民ギャラリーにて本日まで開催されていた企画展「はないばら」を観てきました。
この施設は元々、フランスからワイン製造事業を持ち込み神谷バーの創始者として有名な神谷伝兵衛の別荘でしたが、現在は改修を加えギャラリーとして使われているのです。すぐそばの国道14号よりも向こうは海だったと言うのだから、さぞ眺めのいい別荘だったのでしょう。
「美しい」。素敵な響きです。
しかし、私はこの言葉を使って、何か人やものの姿形を形容したことがほとんどありません。おそらく人の内面や目に見えないソフト的なものに対しては皆無と言っていいと思います。
きっと「美しい」と言う形容詞は、色んな形容詞よりもひとつ上のレイヤーにあって、その下のレイヤーの言葉たちがいくつか組み合わさって「美しい」と言うところにたどりつくわけで、つまり美しいと感じても「何でそう思ったか」と考えてるうちに色んな言葉にすり代わってしまうんですかね。
それと一言「美しい」で形容してしまうと、記号化してしまうと言うか、なんだか「言葉で言い表せてしまった感」によって変に枠の中に収まってしまう気がします。常に言葉にできない何かがあると意識することはとても大切だと、最近は強く思います。
とてもよく晴れた日だったので、このままトンボ帰りはもったいないと、ポートパークまで自転車を走らせました。やっぱり整備された真っ直ぐな道路は気持ちがいいですね。
今日は風があったので、凧で遊んでるこども達が結構いました。
携帯電話とかPSPとかDSとかにはない面白さがあるでしょ。
これたくさん並んでるんだけどもしかしてベンチなんですかね。だとしたらどう座るんでしょうか、明らかに座りにくそうだけど。
欲に負けて缶ビールを一杯やってしまいました。
たまにはいいですよね。